ポータブル電源おすすめ7選|容量・出力で比較【2026年】

※本記事はプロモーションを含みます

夜間に数時間だけ停電した。それだけでスマホの充電が減っていく不安や、Wi-Fiルーターが落ちて連絡が取りづらくなる心細さを味わった——という話は意外とよく聞きます。とはいえポータブル電源は種類が多く、容量も1万円台の手のひらサイズから10万円を超える大容量モデルまで幅があるため、どれを選べばいいか迷いがちです。この記事では容量・出力・充電方式という3つの基準から選び方を整理し、価格帯の異なる7モデルを比較していきます。

選び方の基準3つ

ポータブル電源選びで見るべきポイントは、突き詰めると次の3つに集約されます。スペック表の数字が多くて迷ったときは、まずこの3つに立ち返ると判断しやすくなります。

① 容量Whの目安

容量はWh(ワットアワー)という単位で表され、数字が大きいほど一度に蓄えられる電力量が多くなります。一般的な目安として、スマホやLEDライトの充電が中心なら300Wh前後、そこに扇風機や小型の家電を加えたい場合は700〜1,000Wh前後が一つの基準になると言われています。ただし実際に必要な容量は家族の人数や使いたい家電によって変わるため、この数字はあくまで出発点として捉えてください。

Q
Wh(ワットアワー)の数字を見ても、正直ピンときません…

Whは「その家電を何時間動かせるか」の目安になる数字です。例えば消費電力50Wの家電なら、500Whの電源で単純計算だと約10時間分の電力が確保できる計算になります。ただし変換時のロスや家電の起動時の消費電力(最大消費電力)も考慮する必要があるため、実際に動かせる時間は目安より短くなることが多い点は覚えておきましょう。

身の回りの家電がどれくらいの消費電力なのか、一般的に言われている目安をまとめておきます。あくまで機種による差が大きい目安なので、正確な数値は手持ちの家電本体や取扱説明書の表示で確認してください。

家電・機器 消費電力の目安
スマートフォン充電 10〜20W前後
LEDランタン・照明 数W〜10W前後
ノートパソコン 30〜65W前後
扇風機・サーキュレーター 30〜50W前後
小型冷蔵庫・保冷庫 50〜150W前後
電気ケトル・ドライヤー 600〜1,200W前後

電気ケトルやドライヤーのように瞬間的な消費電力が大きい家電は、定格出力の低いモデルだと動かせない場合があります。「容量Whは足りていても出力Wが足りず使えない」というミスマッチは起こりやすいので、容量だけでなく次の②出力の項目もあわせて確認しておくと安心です。

② 出力ポート数と出力W

容量と同じくらい大事なのが、同時に何台の機器へ給電できるか、そしてどれだけの消費電力の家電まで動かせるかという出力の面です。AC(コンセント)出力・USB-A・USB-C・DC(シガーソケット)など、ポートの種類と数が多いモデルほど、スマホの充電をしながら別の家電も同時に使うといった使い方がしやすくなります。定格出力Wの数字は「同時に使える家電の合計消費電力の上限」の目安なので、電気ケトルやドライヤーのような高出力家電を使いたい人は、この数字を必ず確認してください。

③ 充電方式の多さ

充電方式は主に、家庭用コンセントからのAC充電、車のシガーソケットからのカーチャージ、ソーラーパネルを使った太陽光充電の3系統があります。複数の充電方式に対応しているモデルほど、停電が長引いた場合や外出先でも充電の選択肢を確保しやすくなります。普段は自宅のコンセントで充電しておき、いざというときはソーラーパネルも使えるようにしておく、という組み合わせを考えている人は、対応する充電方式の幅も比較のポイントに加えておくと安心です。

  • AC充電:自宅のコンセントから充電でき、日常的な満充電の維持に向いている
  • カーチャージ:車のシガーソケットから充電でき、車中泊や移動中の充電に向いている
  • ソーラー充電:日中の日差しがあれば電源が使えない状況でも充電を継続しやすい
この3つを押さえればOK

①容量Wh(何にどれくらい使うか)②出力Wとポート数(同時に何台・どんな家電を動かすか)③充電方式(どこでどう充電するか)。この3つの基準に沿って比較表を見ていくと、自分に合ったモデルが絞り込みやすくなります。

ポータブル電源のおすすめ7選【比較表】

ここからは、容量・出力・充電方式の3基準を踏まえたうえで、価格帯の異なる7モデルを比較していきます。大容量の据え置き寄りのモデルから、モバイルバッテリー感覚で持ち歩ける小型モデルまで幅を持たせています。

商品名 容量の目安 定格出力の目安 本体重量の目安 向いている場面
EcoFlow DELTA 3 Plus 約1,024Wh 約1,500W 約12.5kg 自宅で複数家電を同時に使いたい
Jackery ポータブル電源 1000 New 約1,070Wh 約1,500W 約10.8kg 容量と静音性のバランス重視
Anker Solix C1000 Gen 2 約1,024Wh 約1,550W 約11.3kg 短時間でしっかり充電しておきたい
BLUETTI AC70 約768Wh 約1,000W 約10.2kg 車中泊とアウトドア・防災を兼ねたい
EcoFlow RIVER 3 約245Wh 約300W 約3.5kg 軽さを保ちつつ複数ポート使いたい
Anker Solix C300 約288Wh 約300W 約2.8kg コンパクトさと使い勝手の両立
Jackery ポータブル電源 100 Plus 約99Wh 約128W 約965g 普段のモバイルバッテリー代わり

※2026年7月時点・各社公式サイトの公表情報をもとに作成した目安です。仕様は改良やモデルチェンジで変わることがあるため、最新の情報はAmazonの商品ページまたは各社公式サイトでご確認ください。

表の読み方

容量が一番大きいのはJackery ポータブル電源 1000 New、定格出力が一番高いのはAnker Solix C1000 Gen 2、本体重量が一番軽いのはJackery ポータブル電源 100 Plusです。ただし「容量が大きい=誰にとってもベスト」というわけではなく、持ち運びやすさを優先するなら軽量モデルの方が使い勝手が良い場合もあります。次の個別レビューで、それぞれどんな人に向いているかを見ていきます。

商品別レビュー|大容量クラスから携帯クラスまで

ここからは7モデルを個別に見ていきます。まずは自宅での在宅避難や複数家電の同時使用を想定した大容量クラスから、車中泊にも使いやすい中容量クラス、最後にモバイルバッテリー感覚で持ち歩ける軽量クラスの順に紹介します。

大容量クラスのメリット

  • 停電が長引いても複数の家電を同時にまかないやすい
  • 冷蔵庫や電気毛布など、消費電力の大きい家電にも対応しやすい
  • 家族が多い世帯でも容量不足になりにくい

大容量クラスのデメリット

  • 本体が10kgを超えるモデルが多く、持ち運びには不向き
  • 設置スペースを常に確保しておく必要がある
  • フル充電までの時間や充電コストも小型モデルより大きくなりやすい

EcoFlow DELTA 3 Plus

約1,024Whの容量に、定格1,500W(X-Boost機能利用時は最大2,000Wまで出力を引き上げ可能)という高出力を備えたモデルです。ソーラー入力を2系統に分けて受けられる設計になっており、複数枚のソーラーパネルを組み合わせた充電にも対応しています。自宅での在宅避難を想定し、電子レンジのような高出力家電も視野に入れたい人に向いています。一方で重量は約12.5kgあるため、車内から屋外へこまめに持ち出して使うような運用には不向きです。基本的には自宅や車内に据え置いて使うイメージで検討してください。

EcoFlow DELTA 3 Plusの詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

Jackery ポータブル電源 1000 New

約1,070Whの容量と定格1,500Wの出力を、約10.8kgという大容量クラスの中では比較的軽い本体にまとめたモデルです。動作音が静かな設計になっている点も特徴で、寝室やリビングに置いたまま充電しても気になりにくいという声が見られます。容量・出力・持ち運びやすさのバランスを重視したい人向けの、いわば大容量クラスの標準的な選択肢と言えます。ただし最軽量クラスの携帯モデルと比べれば依然として重量はあるため、頻繁に屋外へ持ち出す用途にはあまり向いていません。

Jackery ポータブル電源 1000 Newの詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

Anker Solix C1000 Gen 2

約1,024Whの容量に対し、定格出力は今回紹介する7モデルの中で最も高い約1,550Wを備えています。専用アプリの急速充電モードを使うと、約54分でフル充電できるとされている点も大きな特徴です。外出前の限られた時間で充電を済ませておきたい人や、複数の高出力家電を同時に使う場面が多い人に向いています。反対に、充電の速さよりも静音性や本体重量の軽さを優先したい人には、他のモデルの方が合っている可能性があります。

Anker Solix C1000 Gen 2の詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

BLUETTI AC70

約768Whの容量に定格1,000W(最大2,000Wまでの出力リフト機能付き)を備えた中容量クラスのモデルです。大容量クラスより軽い約10.2kgという重量で、車内への積み下ろしがしやすく、車中泊とキャンプ、防災用途を一台で兼ねたい人に向いています。一方で防水・防塵仕様ではないため、屋外で雨天時に使う場合は濡れない場所に置くなどの配慮が必要です。本格的な防水性能を重視する人は、その点を踏まえて他モデルとの比較を検討してください。

BLUETTI AC70の詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

ここからは重量3kg台以下の軽量・携帯クラス3モデルです。容量は大容量クラスより控えめですが、日常的に持ち歩いたり、通勤・通学バッグに入れておいたりといった、身近な使い方をしやすいのが特徴です。

EcoFlow RIVER 3

約245Whとコンパクトな容量ながら、AC・USB-A・USB-C・DCなど合計6口のポートを備え、複数の機器を同時に充電しやすい構成になっています。本体重量も約3.5kgに抑えられており、リビングから寝室、車内まで気軽に持ち運べる点が魅力です。スマホやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなど普段使う小型機器を中心に備えたい人に向いています。ただし容量自体は控えめなので、扇風機や電気ケトルのような消費電力の大きい家電を長時間動かす用途にはあまり向いていません。

EcoFlow RIVER 3の詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

Anker Solix C300

約288Whの容量と約2.8kgの軽さを両立したモデルで、USB-Cポートは最大140W出力に対応しているため、ノートパソコンの急速充電にも使いやすい仕様です。一人暮らしの部屋に常備しておく、あるいは持ち出し用として鞄に入れておくといった、身軽さを重視した備え方をしたい人に向いています。反面、容量が限られる分、家族複数人分の電力をまかなう用途にはやや心もとなく、その場合は中容量以上のモデルを検討したほうが安心です。

Anker Solix C300の詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

Jackery ポータブル電源 100 Plus

約99Whと今回紹介する中では最小容量ながら、USB-Cポート2口(最大100W出力)とUSB-Aポート1口を備え、本体重量は約965gとモバイルバッテリーに近い感覚で持ち歩けます。100Wh未満のため航空機への持ち込みが可能とされている点も、外出先での備えとして選びやすいポイントです。スマホやライトの充電さえ確保できれば十分という人、まずはモバイルバッテリーの延長として備えを始めたい人に向いています。一方で家電を動かす用途にはそもそも対応していないため、扇風機や小型冷蔵庫まで見据えている人には力不足です。

Jackery ポータブル電源 100 Plusの詳細を確認する

Amazonで詳細を見る

用途別の結論|迷ったらこの3パターン

7モデルを踏まえたうえで、代表的な3つの使い方ごとに候補を絞り込んでおきます。

  • 家族の在宅避難に備えたい人は、容量と静音性のバランスが取れたJackery ポータブル電源 1000 Newが選びやすい候補です
  • 車中泊やアウトドアと防災を一台で兼ねたい人は、持ち運びやすい重量で出力にも余裕があるBLUETTI AC70が候補になります
  • 普段使い中心で身軽な備えでよい人は、USB-C急速充電に対応したAnker Solix C300、さらに携帯性を優先するならJackery ポータブル電源 100 Plusが候補です

もちろん家族構成や置き場所によって最適な答えは変わるので、この3パターンを出発点に、比較表の容量・出力・重量を照らし合わせながら決めていくのがおすすめです。

購入前に確認しておきたいこと

国内で販売されているリチウム電池製品には、電気用品安全法にもとづくPSEマークの表示が義務づけられています。商品ページでPSEマークの有無を確認しておくと安心です。また、満充電・空の状態のまま長期間放置すると劣化が進みやすいと言われているため、数か月に一度は充電状態を確認する、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管するといった基本的なメンテナンスも、実際に使いたいときに困らないためのポイントになります。

電源以外の備えもあわせて見直す

ポータブル電源はあくまで備えの一部です。停電と断水、食料の入手が同時に難しくなる場面も想定して、電源以外のストックも一緒に見直しておくと安心感が違います。賞味期限や調理の手間から選び方を整理した非常食のおすすめ、電源・食料以外の基本装備をまとめた防災グッズのおすすめもあわせて確認しておくと、備え全体のバランスを取りやすくなります。

ポータブル電源選びのよくある質問

結局、容量は何Whを選べば安心ですか?
目安としては、スマホやライトの充電が中心なら300Wh前後、扇風機や小型家電も使いたい場合は700〜1,000Wh前後が一つの基準になります。ただし必要な容量は家族の人数や使いたい家電によって変わるので、普段よく使う家電の消費電力(W)を確認したうえで、余裕を持たせた容量を選ぶと安心です。
ソーラーパネルがないと使えませんか?
ソーラーパネルがなくても使えます。今回紹介したモデルはいずれも家庭用コンセントや車のシガーソケットからの充電に対応しているためです。長期の停電や屋外での連続使用を想定する場合は、対応するソーラーパネルを組み合わせておくと充電の選択肢が増えます。
普段使いすると電源の寿命は縮みますか?
大きくは縮みにくいと考えられています。今回紹介したモデルはいずれもリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、充放電サイクル数が2,000回以上とされているものが多く、普段使いも想定した設計になっています。ただし使用頻度や保管環境によって劣化の進み方は変わるため、詳しい保証条件は各社公式サイトで確認しておくとより安心です。
容量の大きいモデルと小さいモデル、両方持つ必要はありますか?
必須ではありませんが、用途を分けて2台体制にする世帯もあります。自宅用に大容量モデルを据え置き、外出時や停電の一次対応用に軽量モデルを鞄に入れておく、という組み合わせです。予算や置き場所と相談しながら、まずはどちらか一台から揃えていく形でも十分機能します。
普段使っているモバイルバッテリーとは何が違いますか?
大きな違いはAC(コンセント)出力の有無と容量の大きさです。モバイルバッテリーはスマホなどのUSB機器への給電が中心なのに対し、ポータブル電源はAC出力を備えているため、扇風機や小型家電などコンセントを使う機器にも給電できます。今回紹介したJackery ポータブル電源 100 Plusのように、モバイルバッテリーに近い感覚で使える小型モデルもあるので、まずは自分がどこまでの家電を動かしたいかを基準に選ぶとよいでしょう。

ここまでの内容を簡単に整理すると、ポータブル電源選びは容量Wh・出力W・充電方式という3つの基準で見比べるのが近道です。今回紹介した7モデルは大容量の据え置き向けから携帯性重視のモデルまで幅を持たせているので、まずは自分の暮らし方に近い用途から候補を絞り込んでみてください。

比較表の候補から、気になるモデルの詳細をAmazonで確認してみませんか。

Amazonでポータブル電源を見る

※本記事は2026年7月時点のJackery公式サイト、EcoFlow公式サイト、Anker Japan公式サイト、BLUETTI公式サイトの公表情報をもとに作成しています。仕様・対応機能は改良やモデルチェンジで変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトまたはAmazonの商品ページでご確認ください。

上部へスクロール